Weekly Kaggle News #270
News
Kaggle Grandmaster の Kohei さんは 13 日、日本で最初の Kaggle Google Developer Expert に認定されました。「Kaggle Tokyo Meetup」運営や『Kaggle に挑む深層学習プログラミングの極意』(講談社)の出版など、日本の Kaggle コミュニティ活性化への貢献が評価されたと考えられます。2025 年の Kaggle Tokyo Meetup 開催も予告しています。
Competitions
Kaggle「FIDE & Google Efficient Chess AI Challenge」の最終提出が 11 日に締め切られました。推論時間やメモリなどの制約下でチェスで戦うモデルを開発するコンペで、25 日までの対戦を経て最終結果が発表される予定です。
Kaggle「March Machine Learning Mania 2025」が 10 日に始まりました。毎年恒例の大学バスケットボール大会の結果を予測するコンペです。
日本語 ModernBERT モデルが公開されました。これまでの最良モデルと同水準の性能を 3 分の 1 のサイズで達成しています。
Kaggle「CZII - CryoET Object Identification」の上位解法まとめ。画像からタンパク質複合体を検知するコンペでした。
表形式データへ深層学習を適用する「TabM」の使い方を紹介している記事。Kaggle「UM - Game-Playing Strength of MCTS Variants」の優勝解法で利用されました。
「第 3 回 関東 Kaggler 会」が 2 月 15 日に開催されます。YouTube でも無料配信される予定です。
Polars ライブラリを用いた時系列データ分析の解説動画。GPU による高速化も紹介しています。