Weekly Kaggle News #283
News
Kaggle は 14 日、Hugging Face のモデルを Kaggle 上で直接表示・検索しやすくする統合機能を提供開始しました。インターネットが使用できないコンペで Hugging Face のモデルを使いやすくする仕組みの設計も進めていると説明しています。
Kaggle は 15 日、Kaggle 内に「ハッカソン (Hackathon)」機能を新設し、最初の試みとして OpenAI と共同で「OpenAI to Z Challenge」を開催すると発表しました。参加者は衛星画像や考古学地図などのオープンソースデータセットと、OpenAI のモデルを組み合わせて、考古学遺跡の証拠を解明するという課題に取り組みます。提出物を審査基準に基づき評価し、順位が決まります。
Competitions
Nishika「『話者分離AIコンペ』声のカオスを断ち切れ!D-1グランプリ🏆」が 12 日に始まりました。話者分離の性能を競います。
SIGNATE「第 4 回空戦 AI チャレンジ」が今年夏に開催されると予告されました。防衛装備庁航空装備研究所による開催で、予告動画も公開されています。
表形式データを高速に扱う polars ライブラリの最新機能を紹介している資料。10 日に開催された「Polars Data Crunch #4」での発表資料です。
「第 1 回日本人工知能オリンピック(JOAI2025)」のオープン枠での金賞解法。コンペ概要や具体的な取り組みがまとめられています。
写真が撮影された国を当てるコミュニティコンペの開催記事。コンペ概要や上位解法が紹介されています。
手元の統合開発環境から Kaggle の Notebook 環境にアクセスする方法を紹介している記事。実験的な機能として、Kaggle に導入されています。
データ分析のための前処理入門を題材にした書籍が 6 月に出版されます。データの前処理からモデリングに至るまでのデータ分析の過程を体系的に解説する書籍と説明されています。
DataRobot 所属の Kaggle Grandmaster が登壇するイベント。データ分析を駆使してビジネス課題を解く方法などを講演します。
2023 年に開催された Kaggle「HuBMAP - Hacking the Human Vasculature」の金メダル解法。コンペ概要や上位解法がまとめられています。